「猫に小判」とはどういう意味ですか?。 ここで視聴してください – 「猫に小判」の使い方の例文は?
使い方を例文でチェック!
- せっかく誕生日にブランドものの財布をプレゼントしたのに、買取ショップに持ち込まれてしまった。 まったく猫に小判だったよ
- 我が家に伝わる古い書物を譲ったのに、猫に小判だったようで息子はまったく興味を示さなかった
- ある有名私立学校は、制服をブランドものに一新したようだが、あれは猫に小判ではないのか
(猫に小判を与えても、その価値を知らない猫にとっては何の意味もないことから)どんな立派なものでも、価値がわからない者にとっては、何の値打ちもないものであるというたとえ。ねこ【猫】 に=小判(こばん)[=小判(こばん)を見(み)せる] 高価なものを与えても、何の反応も効果もないたとえ。 また、どんな貴重なものでも、その価値がわからない者に与えては、何の役にも立たないことのたとえ。 豚に真珠。
猫に小判の由来 猫に小判の正確な由来はわかっていませんが、そのほかの動物ではなく猫が選ばれたのは、猫の興味のないものには関心を示さない性格が理由だとする説があります。 この言葉の意味を言い表すのに適していたのかもしれません。
「猫に小判」に似た言葉は?
価値の分らないものに価値あるものを与える無駄さ
- 豚に真珠
- 猫に小判
- 馬の耳に念仏
- 犬に論語
- 兎に祭文
- ブタに真珠
「猫に小判」の反対語は?
「猫に小判」の反対語として、「猫にまたたび」・「猫に鰹節」もあります。 それに関連して「猫を追うより鰹節を隠せ」とか「猫を追うより魚を除(の)けよ」・「猫叱るより猫を囲え」ともいわれています。ねこにまたたびおじょろうにこばん
猫が好んで食べる木天蓼(またたび)と、遊女が好む小判ということで、大好きなものにたとえて、それを与えれば飛びついてくることをいう。
価値の分らないものに価値あるものを与える無駄さ
- 豚に真珠
- 猫に小判
- 馬の耳に念仏
- 犬に論語
- 兎に祭文
- ブタに真珠
「猫に小判」の反対の意味のことわざは?
ただし猫は化けるらしく、「猫を殺せば七代祟る」と恐れられています。 「猫に小判」の反対語として、「猫にまたたび」・「猫に鰹節」もあります。 それに関連して「猫を追うより鰹節を隠せ」とか「猫を追うより魚を除(の)けよ」・「猫叱るより猫を囲え」ともいわれています。「猫に小判」「豚に真珠」「馬の耳に念仏」…。 いずれも、価値がわからない人にいいものを与えても、そのありがたみが分からない、という意味の言葉です。どんなに立派でも、価値がわからない人にとっては意味がないことを意味する「猫に小判」は、「豚に真珠」と訳すと覚えやすいです。
「豚に真珠」は「猫に小判」と同じく、“価値のわからない者に貴重なものを与えても無駄に終わる”という意味です。
またたびを猫に与えすぎると、中枢神経に刺激が過度に伝わり、異常麻痺などの症状を引き起こす危険性があります。 ひどい場合には呼吸困難に陥ることもありますので、与えすぎには十分に注意が必要となります。
子猫は体内の器官が十分に発達しておらず、またたびを与えることによってパニックを起こしてしまう可能性があります。 また、老猫や心臓などに疾患のある猫にとっても体への負担となる懸念があるため、またたびは与えないようにしましょう。
「豚に真珠」は失礼ですか?
「豚に真珠」は、相手を見下してけなす表現として使われる言葉のため、使う際には注意が必要です。 ビジネスシーンなどでは使わずに、近しい人同士で、愚痴をいう時などにとどめておきましょう。
犬(いぬ)に論語(ろんご)
いくら道理を説いて聞かせても益がないことのたとえ。 馬の耳に念仏。念仏のありがたみがわからない馬に、念仏を聞かせても意味がないということわざです。 「猫に小判」との違いとしては、物の価値を知らないという意味ではなく、意見や話に耳を貸さないという点です。