あんこは日本生まれですか?。 ここで視聴してください – あんこはどこの国のものですか?
和菓子のイメージの強いあんこだが、本誌dancyuの今月の特集記事にある通り、ルーツは中国とされている。 もっとも、そのルーツというのは、中に詰める具の総称の「餡」であり、その具はかつてはもっぱら肉だったそうな。 餃子の肉餡などだ。あずきの歴史をたどると、紀元前1世紀、中国最古の農業書である「氾勝之書(はんしょうししょ)」に、すでに栽培方法が記載されています。 日本では、「古事記」や「日本書紀」にあずきが五穀として登場し、縄文遺跡からも発見されています。 日本のあずきは中国からの渡来と信じられてきました。あんことして伝わったのは、紀元607年推古天皇時代と言われています。 団喜(だんき)いう名前で、今の肉まんのような形の野菜や肉を詰めたものが、遣隋使によって伝えられたようです。
あんこの原型が伝わったとされるのは、飛鳥時代と言われています。 遣隋使により中国から伝えられ、当時は、饅頭などの中に詰める肉や野菜などの詰めものを意味していました。 その後、肉食を避ける禅僧などの活躍により、小豆を使用した今のあんこのような形となりましたが、当時はまだ塩味のものが主流でした。
あんこは日本語で何と言いますか?
日本語で「 餡 あん 」、「 餡 あん 子 こ 」というと豆や芋、栗などで作った甘いペーストのイメージが強いですが、もともと「餡」は餃子や中華まん、点心、お菓子などに「詰めるもの」全般を意味する言葉です。 ですから、ひき肉や野菜のみじん切りももちろん「餡」。
甘いあんこの発祥はいつですか?
甘い小豆あんの誕生時期は、実ははっきりとしていません。 小豆あんは鎌倉時代に作られたようですが、甘くない塩あんでした。 甘いあんを使った和菓子が一般に浸透したのは、江戸時代に入ってからです。「地小豆」という言葉があるように、小豆は日本全国どこでも栽培可能です。 特に有名な産地は丹波、備中、北海道などで、一般に流通している国産小豆の約90%は北海道産です。 そして、その小豆の大半が和菓子の餡や、かの子豆(豆の形を残したまま甘く炊いた豆)に加工されます。
北海道の小豆収穫 量は、国内総生産の 大半を占める全国一 位です。 H 2 7 年の収穫量 59,500 t は、全国 63,700tの93%を 占めています。
あんこはいつの時代から食べられているの?
秋分の日におはぎをお供えするなど、日本の文化や暮らしに深く結びついている「あんこ」。 その起源は弥生時代の小豆料理といわれ、小豆の赤い色が魔除けとして邪気を払うと信じられており、無病息災や魔除けを祈願して食べられていました。bean jam〔(sweet) bean pasteと呼ぶ方が一般的 で、実物を知らない人にも比較的正確 なイメージが伝わる。 bean jamという表現も実際に使われるが、jamの一般的意味 から「ゼリー状でパンなどに塗る物」「豆のジャム ⇒ まずそう」などの誤解が生じやすい。〕アンコの「アン」は漢字で書けば「餡」であり、その字と語は、餃子の餡(アン)、餡(あん)かけ、と様々な食べ物を指す。 その漢字の「餡」(カン・コン)は、中国では、米や小麦粉でできた饅頭(第21回参照)や餃子などの中に入れる肉や野菜、小豆などでできた食品を指すことばである。
羊羹は、中国の料理「羊の羹(あつもの)=スープ」が原形。 この料理を中国に留学した禅僧が点心(軽食)の一つとして日本に伝えた。 禅僧は肉食を禁じられていたので、あずきなどの植物性の材料を使って羊肉に見立てた精進料理の汁物になったと考えられる。
日本三大小豆の産地と言えば、北海道、丹波、そして備中ですね。
国内の小豆生産量の9割を占める北海道。 「エリモショウズ」や「きたろまん」といった品種が多く栽培されています。
あんこはなぜあんこと呼ばれるのか?
「あんこ」は漢字で「餡子」と書き、「餡(あん)」とも呼ばれる。 この「餡」は中国から来た言葉で、「食べ物の中に詰めるもの」という意味である。 日本へは聖徳太子が活躍した飛鳥時代に中国から伝来し、中国菓子に用いられる「肉餡」がその原形とされる。 その後、鎌倉時代に小豆(あずき)を用いた「小豆餡」がつくられるようになった。
津軽弁 | 略 |
---|---|
あんこ | 長男 |
おんず | 次男 |
よでこ | 末っ子 |
びっき | 赤ちゃん |
bean jam〔(sweet) bean pasteと呼ぶ方が一般的 で、実物を知らない人にも比較的正確 なイメージが伝わる。 bean jamという表現も実際に使われるが、jamの一般的意味 から「ゼリー状でパンなどに塗る物」「豆のジャム ⇒ まずそう」などの誤解が生じやすい。〕