リチウムイオン電池は有害ですか?。 ここで視聴してください – リチウムイオン電池の人体への影響は?
最重要危険有害性及び影響: 人の健康に対する有害な影響: 電解液の蒸気は麻酔作用があり、眼・気道・皮膚を刺激する。 電解液に触れると眼・皮膚には刺激とただれが生じる。 特に眼に強い炎症を起こす物質が含まれる。 環境への影響: 環境中に残存するので、 環境中に放出してはならない。家庭でリチウムイオン電池を処分する場合、電池は一般廃棄物に分類されます。 リチウムイオン電池をプラスチックごみとして不燃ごみに出すことはできません。 家電量販店やホームセンター、市役所、大型のスーパー等に設置してある、リチウムイオン電池のリサイクルボックスに持ち込みましょう。リチウムイオン電池(以下LIB)の電解液は引火性液体(第4類の危険物)に該当します。 消防法には、危険物の貯蔵または取り扱いが消防法による規制を受けるかどうかを決める基準量が「指定数量」として定められています。
リチウムイオン電池の電解液は一般的に引火性液体を使用しており、回収した電池をそのまま破砕処理すると発火事故につながる恐れがあるため、事前に焼却処理をする必要があります。 しかし、電解液を焼却すると有害なフッ化水素ガスが発生するため、専用の加熱炉や排ガス処理設備などが必要になります。
リチウムイオン電池を使い続けるとどうなる?
そのまま使い続けると、発熱や発火につながる恐れがある。 発熱している状態で放置し続けると、バッテリーの温度上昇やバッテリー膨張、発火につながり大変危険。 だからこそ交換のタイミングを把握した上で、適切に交換したいところだ。 iPhoneの場合、80%を下回ったら交換のタイミングということになる。
リチウムイオン電池はなぜ危ないのでしょうか?
リチウムイオン電池の内部は、+極と-極をセパレータ(絶縁膜)で隔離している構造となっています。 外部からの強い圧迫や衝撃を与える、スマホの分解により変形や損傷させてしまうことによってセパレータが破損すると、内部ショートが発生し、電池の発煙・発火、破裂にいたる場合があります。リチウムイオン電池が劣化したモバイルバッテリーは、そのままゴミとして捨ててはいけません。
リチウムイオン電池はどうやって捨てるの? 電池を機材から取り出し、端子部分(機械に接触する部分)に絶縁テープを貼って、家電量販店のリサイクルボックスに出しましょう。
リチウムイオン電池の危険物となる量は?
リチウムイオン蓄電池の保管に際しては、リチウムイオン蓄電池の電解液が危険物に該当するため、消防法に基づき、総量1,000リットル以上を屋内で保管する場合、「危険物施設」として火災が起きても広がらないよう平屋建て・床面積を1000㎡以下など、安全性を確保するための規制が設けられています。リチウムイオン電池はどうやって捨てるの? パソコンや携帯電話、デジタルカメラなどに使われている「小型」のリチウムイオン電池は、機器から取り外し、ビニールテープなどで絶縁処理をしてから電器店やホームセンターなどの『産廃排出協力店』※に持っていきましょう。リチウムイオン電池は「有害ごみ」です
全国でも、リチウムイオン電池を可燃ごみや不燃・粗大ごみで捨てたことが原因で、ごみ収集車やごみ処理施設などで発火し火災が発生する事故が多発しており、大変危険です。 捨てるときは必ず「有害ごみ」の回収日に出してください。
放置してそのまま使うと発火などの危険を招く
スマホのバッテリーに使用されるリチウムイオン電池は、通常時に使用する上では安全なのですが、バッテリーが膨らんだ状態で使い続けると発火などのリスクが生じます。
リチウムイオン電池の寿命は2~3年(300~500サイクル)程度 リチウムイオン電池の寿命は使用条件により異なりますが、スマートフォン用では2〜3年程度と言われています。 満充電-完全放電を一つのサイクルとすると、300回〜500回程度の充放電サイクルを経ると著しく性能が衰えていくのです。
モバイルバッテリーは、残量がゼロのままで放置すると「過放電」となり、劣化して寿命が縮まってしまいます。 常に100%の満充電である必要はありませんが、1回の充電で何度も充電できる大容量のモバイルバッテリーだとしても、一度使用したらその都度充電する習慣をつけるといいでしょう。
膨らんだモバイルバッテリーは捨てられますか?
膨張したモバイルバッテリーはどうやって処分すればいい? 膨張したモバイルバッテリーも同様、製造元のメーカーに回収してもらうか、引き取り可能な家電量販店に持ち込んで処分できます。 店舗によりますがヤマダ電機やビックカメラでは回収してくれるところもあります。
モバイルバッテリーが膨張・発熱している
モバイルバッテリーが膨張するのは、リチウム電池によるガスの発生が原因です。 発火による被害が出てしまう前に、使用をやめて処分すべきです。下記のような場所での使用は避けてください
- 火気、熱、水がある場所や、異常な高温・低温の場所
- 強い振動がある場所や、塵埃の多い場所
- 腐食性ガス(SO2、H2S)や、可燃性ガスがある場所
- 強い電波や磁界を発する機器の近く
- 高湿度の場所
- 急激な温度変化により結露するような場所