年金15万もらうには年収いくら?。 ここで視聴してください – 年金を月20万円もらえるには、年収はどのくらい必要なのか?
平均年収が700万円ならば、63歳まで厚生年金に加入して働くことで「年金月20万円」が達成できます。 しかし、それ以下の場合は65歳まで働いても年金月20万円には届きません。 では、65歳以降、70歳まで厚生年金に加入しながら働いたらどうなるでしょうか。つまり、年金を月に10万円もらうには、老齢厚生年金が月額3万3750円、年間で40万5000円必要です。 金額を基に計算すると、平均標準報酬額が約15万3941円の計算になります。 年収に換算すると、約184万7292円が目安です。生涯平均年収が300万円の会社員が受け取れる年金は、月12万円程度(老齢基礎年金:6万4,000円、老齢厚生年金:5万4,000円)です。
年金の見込み受給額が月額換算で約15万円となるためには、上記の条件では現役時代の平均年収が525万円程度は必要ということが分かります。 また平均年収であるため、一時的に年収が525万円程度あっただけでは年金額は月15万円とはなりません。
年収300万で20年で年金はいくらもらえる?
計算式からもらえる年金を確認する
10年 | 20年 | |
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年収300万円 | 164,430円 | 328,860円 |
年収400万円 | 219,239円 | 438,479円 |
年収500万円 | 274,049円 | 548,099円 |
年収600万円 | 328,860円 | 657,720円 |
2023/12/15
年収400万円だと年金はいくらもらえる?
それでは、年収が400万円だった場合、実際の年金受給額はいくらになるのでしょうか。 先述したように、老齢基礎年金の満額は令和5年度で79万5000円です。2022年(令和4年)4月以降は、年齢にかかわらず収入と年金受給額の合計が48万円を超える場合、年金の一部または全部が支給停止となります。 定年退職後も働くのであれば、毎月の給与と老齢厚生年金の合計が48万円を超えない範囲で働くのも選択肢の1つです。
計算式からもらえる年金を確認する
年収と厚生年金の加入期間ごとの厚生年金受給額の予想は表の通りです。 年収300万円で加入期間が10年の場合、計算式は「250,000円(月額)×5.481÷1,000×120月」となります。 続いて、国民年金加入期間ごとの予想受給額を見てみましょう。
年収400万で年金を受給するといくらになりますか?
年収400万円だと報酬月額は21等級で34万円であるため、老齢基礎年金の受給額は「34万円×5.481÷1000×480ヶ月」でおよそ89万4500円になります。 老齢基礎年金額と老齢厚生年金額を合わせるとおよそ168万9500円、月あたり約14万800円が年金受給額になります。年金を毎月10万円もらうということは、1年間に国民年金と厚生年金からもらえる年金額の合計が120万円になればいいということです。 国民年金が2023年度の67歳以下の満額、年79万5000円だった場合、厚生年金からは120万円−79万5000円=年40万5000円もらう必要があるということです。年収が500万円で38年間厚生年金に加入した場合、毎年受け取れる年金額は年間で約102万4728円です。 老齢基礎年金と老齢厚生年金の合算分が受け取れるので、金額としては年間で約181万9728円です。
平均年収が 500万円で、35年間勤めた人の場合、老齢厚生年金の目安は 500万円 ÷ 200 × 35年 = 875,000円となります。 老齢基礎年金 約750,000円を合わせると、年収 1,625,000円 です。 配偶者の老齢基礎年金も合わせると、世帯年収は 約 2,400,000円になります。
厚生年金の計算方法(年収額で変わる)
平均給与年収 | 国民年金(満額)+厚生年金(満額) |
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年収700万円 | 195,000円(月額) (国民年金約6万円+厚生年金約14万円) |
年収800万円 | 213,000円(月額) (国民年金約6万円+厚生年金約15万円) |
したがって、パート収入が月額約39万円(47万円-約7万4千円(基本月額))を超えなければ、老齢厚生年金は全額支給されることが分かります。
65歳以上のパート収入はいくらまでなら税金がかかりませんか?
所得が48万円以下(65歳以上の場合年金収入で158万円、65歳未満の場合年金収入で108万円)で あれば、所得税は課税にならず、所得税や市民税・県民税の配偶者控除または扶養控除の対象となり ます。 (注)扶養控除などを受ける場合は、扶養親族等申告書を年金の支払者(日本年金機構など)に提出 する必要があります。
平均年収500万円の場合、もらえる年金額は老齢基礎年金と老齢厚生年金を合わせて年間約187万円になります。 これは単身の場合です。 したがって、配偶者がいる場合はさらに国民年金77万8800円が加わり、約264万円となります。 月間にすると約22万円と老後の生活資金として十分とはいえない金額です。A:年収の目安は286万円(月額23万8343円)です