なぜラがAなのか?。 ここで視聴してください – なぜラが基準なのか?

なぜラがAなのか?
古代ギリシャで使われていた弦楽器の一番低い音が「A」と名付けられており、それが今でいう「ラ」の音だったのです。 後に音楽が体系化されるにしたがって「ラ」は音の基準とされ、1939年には、中央ド音 (C4) の上のラ音 (A4) の周波数440ヘルツがニュー・フィルハーモニック・ピッチとして国際標準に定められました。オーボエのA オーケストラのチューニングは、オーボエの「A」から始まります。 どの楽器でも良いのでは?と思う方もいるかと思いますが、オーボエのAからチューニングを始める理由があります。 たとえば、弦楽器から始まるとステージの温度の関係で、弦が緩んでしまうため、一度チューニングしてもまた狂ってしまいます。「ド=C」が音楽の基準となったのは後々のことである。 ~「C」は真ん中であるという説です。 中世ヨーロッパでは「γーAーBーCーDーEーF」という風に、名前をつけていった。 この時に「C」がちょうど、真ん中になることから、合唱の基準音として活用していこうというのが発端です。」

そんなAの音ですが、オーケストラでは、オーボエに音を合わせます。 その理由は、オーボエが最もピッチを変えるのに融通が利きにくい楽器だからだそうです。

「ラ」は何Hzですか?

テレビやラジオで毎正時(12時、1時、2時・・・)に時報が放送されるのをご存知ですか。 プップップッ、プ―というあれです。 実は、この最初の3つの「ラ」の音の周波数が、442 Hzなのです。 つまり、1秒間に442回振動する音波ということになります。

音楽で「C」はなんの音ですか?

チューナーは英語で音名を示しているので、「C」なら「ド」のこと、「A」なら「ラ」のことになります。 同じ音名でも、高い「A」、低い「A」、といった音の高さを表すために、英語の後に数字がつきます。 チューナー・メトロノームでは、ABCで音名を、123でオクターブ(ギターチューナーの場合は弦名)を表します。なぜ"EADGBE"なのでしょう? その一番簡単な答えは、それが一番最も実用的で使いやすかったからです。 そう、今から何百年も前にたどり着いた答えなのです。

特にありがちなのが、弦がサビている場合だ。 サビた弦を使っていると、ピッチ(音程)が不安定になるためチューニングが狂う原因に。 弦がサビてザラザラしている場合は、早急に弦を交換しよう。 また、ペグやナットの精度が悪かったりトレモロアームを多用する場合にチューニングが狂うことも。

Gの音は何ですか?

G線のGとは イタリア音名で〝ソ〟 をあらわします。 ドイツ音名では〝ゲー〟 と呼ばれます。 そう、トもソもジーもゲーも同じ音のことを言っているのです。Eコードは「E」「G♯」「B」の音で成り立っています。オーボエの難しさの秘密は、「息を吹き込む管の細さ」にあります。 音を出すために、口の周りに力を入れ、高い圧力が掛かった息をわずか4mmの管に吹き込むのです。 続いての難しさはオーボエの音を発生させる「リード」にあります。 まるで草笛のような音のするリード、しかし音を鳴らすことは一筋縄ではいきません。

フランス人のロレーが1889年に完成させましたが、欠陥が多く、その後1904年にドイツで「ヘッケルフォン」という名で再び誕生しました。 一部のオーケストラ曲で用いられますが、あまり演奏される機会の少ない楽器です。

日本では、50Hzと60Hzの地域があり、一般に静岡県の富士川を境に、東日本は50Hz、西日本は60Hzとなっています。 これは、電気事業が始まった明治時代、関東ではドイツから50Hzの発電機を、関西ではアメリカから60Hzの発電機を輸入していたことが原因といわれています。

A(440Hz)の半音下Asが平均律で415.305・・・Hzですからバロック時代の演奏は今よりほぼ半音低かったことになります。 今ではN響はじめ442Hzを採用する楽団が主流を占めています。 日本のコンサートホールのピアノもほとんどが442Hzに調律されています。

C4はどこのドですか?

通常、「真ん中のド」といわれる音は左から4番目のドを指します。 音楽の授業で習う、五線の下に小さい線を引いた上に記される音符のドのことです。 アメリカのピアノ調律師の間ではこのドを「C4」と呼び、音楽の授業では「Middle C」と通常呼ばれています。

今から2600年ほど前、古代ギリシャで当時使われていた弦楽器に張られていた弦の中で、一番低い音の弦を「A」と名付けました。 それが今の音でいう「ラ」だったようです。 一番低い音、つまり、始まりの音をアルファベットの最初の文字にしたのですね。ギターは曲中で最も使われる4度進行を、指板垂直方向に5個弾きやすく作られていたのです。