個別eGFRの基準値はいくつですか?。 ここで視聴してください – 高齢者のeGFRの値はいくつですか?
1.eGFRの基準値は高齢者でも若年者でも同じ
eGFR(推算糸球体ろ過量)の正常値は、「60ml/分/1.73㎡以上」です。*GFRの正常値はおよそ80〜100 mL/分/1.73㎡未満ですので、あなたのGFR値は百分率として考えていただいても良いでしょう。日常生活を見直すことでeGFRを改善できるとされています。 腎臓の機能として老廃物を尿として排出し、きれいになった血液を心臓に戻す重要な役割があります。 そのため、日頃から禁煙や摂取、食事内容の見直し、適度な運動に取り組み、腎臓への負担を減らしましょう。
慢性腎臓病のステージとは
失われた腎臓機能は元に戻らないので、治療の目的は「進行を食い止め、遅らせる」「症状の改善」となります。 慢性腎臓病のステージは重症度を表すもので、老廃物を1分間にろ過できる量を示すeGFR(推算糸球体ろ過量)の値で分けられます。
eGFRの基準値は70才でいくつですか?
血清 Cr.(mg/dl) | 20才 eGFR | 70才 eGFR |
---|---|---|
~0.7 | 89.6 (正常) | 62.6 (正常) |
0.8 | 77.5 (正常) | 54.1(Ⅲa) |
0.9 | 68.1 (正常) | 47.5(Ⅲb) |
1.0 | 60.7 (正常) | 42.4(Ⅲb) |
70代のeGFRの平均値は?
各年齢階級別 eGFR 平均値は、35~39 歳の 86.40 ml/dl/1.73 ㎡から 70~74 歳の 67.79 ml/dl/1.73 ㎡まで緩やかに低下する傾向を示した。eGFRが60以下となると「透析予備軍です」とされる場合もあり、将来の透析を心配されて腎臓内科を受診される方が珍しくありません。 『蛋白尿が陰性であれば、 それほど心配する必要はない、過剰な心配は不要」 ということを解説いたします。
その疲れ、肝臓や腎臓が原因かも? 肝腎臓を回復させる食材
- イカ、貝類、魚 栄養ドリンクで必ずといっていいほどうたわれている「タウリン」は、肝臓の細胞の回復を促進します。
- ささみ、魚、大豆
- 青魚、くるみ、えごま油
- 果物、野菜
- くるみ、ゴマ
- 山芋、自然薯、ごぼう、レンコン
腎臓の機能を良くするにはどうしたらいいですか?
慢性腎臓病の食事療法は、腎臓の働きが健康なときの60%未満になるステージG3aから始めます。 食事療法の基本は、「減塩」「たんぱく質制限」「適正エネルギー量摂取」の3つです。 また、必要に応じて「カリウムやリンの制限」を行います。 食塩のとり過ぎは高血圧につながるため、1日3g以上6g未満にします。eGFR(推算糸球体濾過量)
基準範囲 | 医療機関受診が必要 | |
---|---|---|
C1 | ||
〜39歳 | 70以上 | 50〜59.9 |
40歳〜69歳 | 60以上 | 40〜49.9 |
70歳〜 | 50以上 | 30〜39.9 |
腎臓の働きの解釈について
eGFRは腎臓の働きが正常であれば90-100ぐらいです。 そのためeGFRが腎臓の働きのパーセンテージと考えて問題ないです。 つまりeGFR 60であれば、60%ぐらいの働きです。 この働きが正常であれば、加齢に伴い2年に1ぐらいのペースで落ちていきます。
血清 Cr.(mg/dl) | 20才 eGFR | 80才 eGFR |
---|---|---|
~0.7 | 89.6 (正常) | 60.2 (正常) |
0.8 | 77.5 (正常) | 52.0(Ⅲa) |
0.9 | 68.1 (正常) | 45.7(Ⅲb) |
1.0 | 60.7 (正常) | 40.8(Ⅲb) |
eGFRが60以下となると「透析予備軍です」とされる場合もあり、将来の透析を心配されて腎臓内科を受診される方が珍しくありません。
eGFRは正常で90~100、eGFRが60以下になると腎障害と記載されます。 その他の所見と合わせて慢性腎臓病という範疇に入ってきます。 でも健診でeGFR60以下って結構多いんです。 一応人間ドック学会ではeGFR(mL/分/1.73㎡) 45~59.9 が要注意、44.9以下が異常(要医療)となっています。
腎臓が弱ってる時に食べてはいけないものは何ですか?
腎臓病の場合、食事の塩分を控え、たんぱく質・カリウム・リンを摂りすぎないことが大切です。 だしをきかせ、香辛料や酢などで変化をつけると薄味でもおいしく食べられます。 「たんぱく質」というと肉や魚といったおかずを思い浮かべますが、実はごはんやパン、麺などの主食(穀物)にもたんぱく質が含まれています。
腎臓病患者さんの食べ方のポイント
たまねぎにもカリウムは含まれていますが、生のたまねぎの可食部100gには150mgのカリウムが含まれているのに対し、水さらしの場合は88mg、ゆでた場合は110mgまで減少します。 たまねぎを調理する際は、生のままではなく、水さらししたものやゆでたものを使うのがおすすめです。eGFRを上げるには 腎機能の改善方法は?
- 塩分を減らすなどの腎臓の食事療法 (「腎臓病に良い食べ物で腎機能の低下を防ぐための3つの基礎知識」をご参照ください。)
- 腎臓リハビリテーションと呼ばれる運動療法
- 腎臓を守るRAS系阻害薬、SGLT-2阻害薬を中心とした薬物療法(クレアチニンを下げる腎臓の薬は本当にあるのか?)