フリーPSAとは何ですか?。 ここで視聴してください – フリーPSAの基準値はいくつですか?
フリーPSA/トータルPSA比とは、トータルPSA値が4.1~10.0ng/mLの場合において、前立腺癌判別の参考指標として用いられています。 前立腺癌に対する感度および特異性がそれぞれ、96.0%、27.4%となる時のフリーPSA/トータルPSA比である26.4%を基準値(参考)として設定しております。PSA値が10ng/mL以上の場合でも前立腺がんが発見されないこともあります。 また、4ng/mL以下でも前立腺がんが発見されることもあります。100ng/mLを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、転移も疑われます。Free-PSA(フリーPSA):前立腺から分泌されたPSAの一部で、血液中に存在するPSAの中でフリー(結合していない)な形態のPSAを指します。 通常、前立腺がん細胞から分泌されるPSAはFree-PSAが少なく、前立腺がんの特徴と言えます。
したがって、PSA F/T比が低いほど前立腺がんである可能性が高いと判断することができます。 何%以下であれば“がん”であるという明確な基準はありませんが、PSA F/T比が10%以下であれば前立腺がんの可能性が高いと判断されます。
70代のPSAの平均値はいくつですか?
PSAの正常値は全年齢で4.0以下です。 年齢別の正常値として、50-64歳:3.0以下、65-69歳:3.5以下、70歳以上:4.0以下を用いることもあります。 一般的にPSAが高いといわれるのは4.0以上を指します。
前立腺肥大で PSA はどれくらい?
PSA FT比が10%未満であれば前立腺がんの可能性が高く、20%以上であれば前立腺肥大などによるPSA上昇の可能性が高いと言われています。 前立腺肥大症でPSAが上昇している場合にはFT比が30%以上となることもあります。 10~20%の間の場合、グレーゾーンでどちらとも言えません。PSA値が10ng/mL以上の場合でも前立腺がんが発見されないこともあります。 また、4ng/mL以下でも前立腺がんが発見されることもあります。 100ng/mLを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、転移も疑われます。
PSA FT比が10%未満であれば前立腺がんの可能性が高く、20%以上であれば前立腺肥大などによるPSA上昇の可能性が高いと言われています。 前立腺肥大症でPSAが上昇している場合にはFT比が30%以上となることもあります。 10~20%の間の場合、グレーゾーンでどちらとも言えません。
PSA値は癌と関係ありますか?
PSA値と前立腺がんが見つかる確率
PSA測定値 | 前立腺がんを発見する確率 |
---|---|
4〜10ng/mL未満 | 25〜30% |
10ng/mL以上 | 50〜80% |
100ng/mL以上: | がんと転移が強く疑われる |
2016/08/31前立腺特異抗原(PSA)
一般に4ng/ml未満が正常ですが、4 ng/ml以上でも癌のない人もいれば、正常値でも癌があることもあります。 PSAが10ng/ml以上だと、50%以上の確率で前立腺癌の可能性があるといわれています。 前立腺癌がある場合は、癌が進行するとともにPSAは高値を示します。一般に2年以内にPSAが「前立腺生検」前の2倍以上に上がった場合は前立腺癌が隠れている可能性が高いと言われています。 そのため「前立腺生検」で前立腺癌が検出されなくても、少なくとも2年間は3~6ヶ月おきにPSAを測定し経過を観察する必要があります。
PSA高値を指摘された方へ
その値が高くなるにつれて、前立腺がんが発見される可能性は高くなり、数値が10 ng/ml以上の場合、前立腺がんの可能性は60%を超えてきます。 ただし、以前の値との比較・前立腺の大きさ・年齢などでその値を十分に評価する必要があります。
一般にPSA値が10ng/ml以下の場合、前立腺がんと診断される可能性は25-40%、10-20ng/mlの場合、60-70%、20ng/ml以上の場合は、80%以上とされています。
PSAが高い場合に考えられる疾患は①前立腺癌、②前立腺肥大症、③前立腺炎、などがあります。
PSA値がいくつだと癌の確率が高いですか?
この数値は前立腺がんの判断の基準になりますが、実際には 数値が4ng/mL以下でも15%くらいは組織診・細胞診(生検)で がんが見つかっていますし、逆に4ng/mL以上のグレーゾーン でもがんの確率は20~30%程度です。